皮膚のトラブルのときの市販薬で、昔からある有名な製品のひとつがオロナインです。
もっともよく使われているのはオロナインH軟膏で常備薬として置いてある家庭も多いようです。
製品に記載されている効果・効能はにきび、吹出物、はたけ、やけど(かるいもの)、ひび、しもやけ、あかぎれ、きず、水虫(じゅくじゅくしていないもの)、たむし、いんきん、しらくもで、一般にかかりやすい皮膚のトラブルのほとんどが網羅されています。
有効性分のクロルヘキシジングルコン酸塩液が20%含まれている非ステロイド剤です。
50年以上にわたって続いている市販薬であり、皮膚炎にはオロナインを使っている人も多いでしょう。
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皮膚炎使い方は、直接患部に塗ったり、患部の状態によってはガーゼや脱脂綿に塗布します。
使い勝手のよさや、毎日でも安心して使えるところが長いこと指示され続けている理由のひとつでしょう。
ただし、オロナインの効果が期待できるのは、いずれも症状が軽いうちなので、しばらく使用し続けても効果が無い場合には、皮膚科で診察して適切な薬を処方してもらう必要があります。
さまざまな皮膚のトラブルに幅広く、誰でもが安心して使えるという点では、今後も使われ続けて行く薬のひとつでしょう。